趣味の自転車の話です。
10/31 (日曜) 那須烏山まで出向いた記録
Khruangbin - So We Won't Forget のプロモーションビデオの撮影地が那須烏山なのだ。わかる範囲でロケ場所を巡ってきた
走行距離 100km 獲得標高 750m
続きを読むこちらのイベントにオンライン登壇しました
フォントがしゃばしゃばしているのが気になる方は、PDF も用意していますのでこちらをご覧ください
私個人のキャリアの話を混ぜつつ、キャリア・メンタリングの理論・概念も引用して一般化・抽象化を試みて、聞いている方にもキャリアを内省してもらえるような構成で考えていました。
twitter の #infrastudy ハッシュタグの反応を読んだ限りでは、いろいろな感想や考えが飛び交っていて、私の意図・狙いが伝わったような感触も確かに得ました。 ただただ、自分語りになってしまうのは避けたいなと思ったので よかったよかった。
事後、発表を読み返してみると もうちょい概念の整頓や一般化・抽象化を交えて話せるところもあったなと思ったので どっかでアップデートかけたい
登壇のオファーを受けたものの kazuho さんと yoku さんに挟まれて何を話すか ... と迷いに迷って捻り出した構成でもあったのでした。
kazuho さん、yoku さんはテクニカルな話に集中した内容でしたが、それはそれで、端々から「キャリアのすごさ」みえるトークでしたよね。技術ネタ一本で、キャリアを暗に語れるようなところを目指したいもんだと思った。
しかしながら、この手の発表は短期間に何度も繰り返しやるもんでもなさそうで、数年単位でのあれやこれやの蓄積を どばーっと解き放つような感覚じゃないと なかなか話せないなぁ。キャリアドリフトの話でいえば「節目」にあたるタイミングだろう。
登壇を推薦してくれた pyama86 さん ありがとう! あと結婚おめでとう!
オファーを受け入れて登壇までをフォローしてくれた Forkwell 重本さん、赤川さん ありがとうございました! 本番の運営も安定感があって、安心して自分の話に集中することができました。
先週、CloudNative Days Tokyo 2021 での発表の、事前収録を終えました。宣伝と収録方法のふりかえりがトピックです
こんな発表をする予定です
CNDT2021 では発表形式を複数選択 (会場で登壇、オンラインでライブ、事前録画) 可能だったが、事前収録を希望して 先週の木曜日に撮り終えました。
次のようなスライドを用意しています。一部紹介。
イベント後に全スライドと動画を公開する予定でいております。まずは CNDT で見てほしいですね !
SRE の取り組みが広がった影響か、障害対応や緊急時のオペレーションに題材をフォーカスして書かれたブログをよく見かけるようになったなぁと思います。
私の発表は GMO ペパボでのインシデント対応 (障害・セキュリティインシデントを含む) の事例紹介です。
という話を盛り込みました。また、CNDT 後に このブログで詳細を取り上げたいと思います。
事前収録は Keynote と iMovie で行いました。
Keynote の プレゼンテーションを記録する で、スライドと合わせてナレーションを録音しました。
こんな機能あるの、いままで全然知らなかった!
Keynote で録ったあとに iMovie に取り込んで、オーディオを補正してノイズを抑えたり、声が聞きやすい音質を変えてみたりしました。
Keynote で録った段階では、何も喋らない「間」を少し長めに余裕をもっていれて喋りました。ただ、全体を通して聞くとリズムが悪いなと思ったところも多かったので iMovie でクリップ編集して無言部分を切り詰めも行いました。便利! クリップ編集のおかげで、40分の時間制限にぴったり納めることもできました。
ところどころ噛んだりした箇所はあったけど、締め切りギリギリだったのでアフレコまではやりませんでした。iMovie の操作は、特に難しい手続きもなく助かりました。
OBS, Zoom , mmhmm といったツールで顔を出して録画もできたと思います。ただ、今回は 締め切りに間に合わせたい + 音声だけにしておいて事後の編集がしやすい方式にしました。別の機会でチャレンジしたいですね!
人気のマイクを使いました。
今回の CNDT2021 にも、いろいろ使う機会があるだろうと思って買ったのでした。 toruby でもオススメしてもらっていた。
何度も試行錯誤していくうちに録り方のコツがわかってきて、ノイズが載りにくいセッティングを理解できました。ただ、喋りの技術が未熟なので まだ いろいろいらん音が入ってる箇所はあるのはすんません。
ライブでの喋りは得意ではないので、事前にナレーションの原稿も用意して、収録後の編集も可能やり方は 自分にはあっているやり方だなと思いました。細かいところを気にし出して補正や調整に時間がかかりがちなのは少し面倒ではありますが、ライブで一発勝負で失敗するよりはいいなぁ。
調べ物中に Brent Chapman さんが発表した『SREcon21 - Evolution of Incident Management at Slack』という動画をみつけた
タイトルのスクリーンショットです
YouTube 視聴のリンクは ↓ です
Slack 社での障害事例から導入して、インシデント対応のビジョン、トレーニング方法、いろんなシチュエーションでのインシデント対応の戦略/戦術、なんかを説いてる感じ。自動化だとかの技術的なアプローチの話はなかったです。
インシデントマネジメントを 3つに分解して考えるモデルが参考になりました。COVID-19 下についても触れていて今時な話題もあります。
発表者は Brent Chapman という方で、インシデント対応に関する PDF を公開している
Incident Command for IT: What We’ve Learned from the Fire Department
消防隊から学んだことを、IT 系企業のインシデント対応に活かすという内容で、ちょっとした tips やコミュニケーションのプラクティス、はてはマネジメント〜組織文化論まで ぎっちりつまった素晴らしい内容だ。
GMOペパボのインシデント対応でも、ここから学んだことを取りいている。
改めて経歴を調べ直してみました。
ブレントチャップマンは、緊急事態管理の専門家であり、ITインフラストラクチャとサイト信頼性エンジニアリング(SRE)の強力なバックグラウンドから働き、緊急事態に備えて緊急事態から学ぶように組織を指導しています。
ブレントは、Googleの伝説的なSRE組織のリーダーとして、上級管理職に会社のインシデント管理慣行を強化および標準化する必要性を確信させ、現在会社全体で使用されているGoogleでのインシデント管理(IMAG)システムを作成しました。彼はまた、会社が大小の事件から学ぶために使用するGoogleでの事後分析(PMAG)システムの改良を支援しました。
Googleの伝説的なSRE組織のリーダー !!! SRE 本にも載っているような Google のインシデント周りの話は、この方が作り上げたものんだろうかな?
ブレントは、元航空捜索救助パイロットおよびインシデントコマンダー、主要なアート&ミュージックフェスティバルおよびイベントの緊急ディスパッチャーおよびディスパッチスーパーバイザー、コミュニティ緊急対応チーム(CERT)のメンバーおよびインストラクターとして、ITにおける彼の仕事に独自の視点をもたらします。 。
こういう経歴があって IT 系企業のインシデントに手法や方法論を持ち込んだのかなぁ
ブレントはそのキャリアを通じて、初期の新興企業からGoogle、Apple、Netflixなどの巨人まで、あらゆるものに対応するITインフラストラクチャとチームを設計、構築、管理、拡張してきました。彼は、高く評価されているO'Reillyの著書Building Internet Firewallsの共著者であり、広く使用されているオープンソースソフトウェアの開発者であり、世界中の会議で人気のある講演者です。 彼は、シリコンバレーと世界中の数十の組織、およびさまざまな非営利団体や政府機関と協力してきました。
(プロフィール分は https://greatcircle.com/ のプロフィールを Google 翻訳したものです )
別サイトのプロフィールでは、 marjordomo の開発者であるとも載っていた。wikipedia で確認すると たしかにお名前が載っている! Perl !
LKML 読むときにお世話になってるよなと思った
CNDT2021 では GMO ペパボのインシデント対応について話をする予定です (*1)
『Incident Command for IT: What We’ve Learned from the Fire Department』 も引き合いに出すスライドを作成中です
こんな話も盛り込む 🚒 🔥
*1) 実は事前録画を提出する締め切り間際。このエントリを書きつつスライドと動画を準備している
キャリアの話です
<キャリア> に絡めたて 先に二つのエントリを書いていた
キャリアドリフト という理論があるので、 (Web系の) IT エンジニアとを絡めて小さいエントリを書いてみます
「キャリアドリフト」とは、自分のキャリアについて大きな方向づけさえできていれば、人生の節目ごとに次のステップをしっかりとデザインするだけでいい、節目と節目の間は偶然の出会いや予期せぬ出来事をチャンスとして柔軟に受け止めるために、あえて状況に“流されるまま”でいることも必要だという考え方を言います。
ドリフト(drift)とは「漂流する」という意味。キャリアドリフトは、神戸大学大学院の金井壽宏教授が提唱するキャリア理論のひとつで、同教授によると職業人生はキャリアデザインとキャリアドリフトの繰り返しであると考えられます。
自分の本業である (Web 系の ) IT エンジニアのスコープだけで絞って考えると、 技術の趨勢によって <ドリフト> を余儀なくされることがあるな〜と。いったいどんなものに流されるだろうか?
ぼちぼち思いつくものを書き下す。どうまとめたらいいか分からなくて、粒度がバラバラで混ぜこぜだがご了承を
他どういったものがあるか
「〇〇 技術が得意です」「△△のエキスパート・専門家」をキャリアンカー (キャリアの錨、拠り所) としていても、技術の変化次第でアンカーごと押し流されてしまうようなこともあるだろう
<キャリアドリフト> を起こす変化とまではいかなくとも、「キャッチアップするために勉強せざるをえなくなった」「変化に対応するために新しいスキルを身につけた」... とった小さな波に揺られる経験は、技術者をやっていると必ず通過するのではないか
突出した技術者であれば、自らの作り出したもの (ソフトウェア、ハードウェア、手法・プラクティス ... ) で他人をドリフトさせている側に回っている人もあろうかと思う (例: 「〇〇 のコミッタです」「〇〇 を作ってます」 ) 。とはいえ、そういった人であっても全てをコントロールすることは叶わず、周縁の技術に関しては、ドリフトを余儀無くされそうだ
キャリアドリフトについては もうちょいと言語化したいが、ここまで
会社の評価制度と 私のアプローチの話です。
ペパボの評価制度では
の三つの力 = 人材要件に対して、等級要件に則して専門性を主張する必要がある。 だいぶはしょった説明なので、詳細はリンク先を見て欲しい。
実際にやってると ロジカルに評価を組み立てて「私は 〇〇 の力を発揮して 〇級にふさわしい 」と主張を展開するのは 毎度のこと 苦戦する。
評価資料においては、ただ単に issue や Pull Request を列挙するだけでは足りず、その取り組みにどのような背景があって、どのような技術的なアプローチをとり、どのような成果/評価にいたったかも書き下して、評価者に向けて専門性を主張していかないといけない。
ある種の論文みたいなもんだと例えることもできる
「会社、事業部、チーム、あるいは、時間やプロジェクト ... 等の種々のコンテキストがあって、自分を実績をどのようにコンテキストに位置付けて論じるか」 で 苦労する同僚は多い。私も苦手なんだが。
これ、いきなりやってもうまくできなくて、ちょいとした認知の訓練が必要も感じる。
どうやって訓練するか ... いろんなアプローチがあろうが、私の婆は図形的なモデルとして捉えることで 思考がすっきりする。改めて どういう風にモデルにできそうかなぁと 思索してみた
OKR ツリー や 会社の目標 -> 事業部の目標 -> チームの目標 -> 個人の目標
に位置付けて考える
ツリーで考えるのと似たところがあるかな?
ツリーとは違い階層をもたないグラフ
「〇〇が△△に影響を与えた」 (影響を広げる力)
時間軸で捉えるモデル
「プロジェクトを完遂させる」「次の期にやること」 (作り上げる力、先を見通す力 )
時間の経過で変化するモデル
「〇〇の取り組みが未来に価値を出していく」「未来に向けて不確実性が増す」 (先を見通す力)
逆に減衰するモデル。「〇〇 の取り組みが未来に向けて △△を減らしていく」とか? コストや技術的負債の話と絡めて。
CI/CD, DevSecOps サイクル、スクラムスプンリントサイクル ...
その他 いろんなモデル化があろうが、思い使いないので ここで終わり。
「こんなのもあるんじゃない?」があったらフィードバックしてください〜