夏季休暇 🚲 (2) 那須塩原〜仙台
2日目 8/12 は那須塩原から福島を越えて仙台に向かう
走行距離 214km、獲得標高 1030m
過去に東京湾一周で 200km 超を走ったことはあったので不安は大きくはなかったが、今回は天気が悪いのと旅荷を持っていたのでペダルが重かった
☔ 雨の予報が心配だったが福島方面は曇りの予報となっていたので 7:00 頃に出発した。仙台には 19:30 頃に着いた
那須塩原
前日の疲労を全身に感じつつ、4号線から旅路を再開。西を向くと朝日にきらめく那須の山並みが … って雲で全然見えねー
雨は降っていないが、路面が常に湿っている。滑りやすいので気を使う
那珂川
切り立った崖を流れる澄んだな川のはずなんだが、天気がよくないとなかなか怖い感じ
国道294号線 旧陸羽街道
福島へ突入するにあたって交通量の多い国道4号は避けて、東側の国道294号を迂回した
294号線の謎のひょうたん。 瓢石ふくべいし と名がついているらしい
ロード乗りのグループともすれ違った
ジャージがばらばらなので、どこの方たちかはちょっと分からない。軽装だしスピードも乗っていたのでトレーニングで走ってる感じかな
栃木と福島の県境
境の明神
県境を対称に、栃木と福島に神社が建っている。リンク先が詳しいことが書かれている
白河駅
294号の軽いダウンヒルをすませて白河に到着。白河ラーメンを食べようと思っていたのだが、朝早すぎたようで オープンしているお店を見つけられなかった 🍜
国道4号線
白河からは4号線で 郡山〜福島 へと北上する
4号では心を無にして走る。ひたすらに郡山を目指す。途中の矢吹、須賀川のあたりはあまり記憶が無い
郡山
郡山でつかの間に晴天に恵まれた
市内をゆっくり観光したいところだが、仙台までまだまだ距離が残るので足早に退散
国道4号線
郡山からまた4号線で北上する
4号線の景色は単調で旅情に満ちた気持ちには程遠い。
頭を空っぽにして体力を浪費しないよう一定のペースでただただ漕ぎ続ける。歌を口ずさんだり、ポジション(座る位置) を変えてみたり、ハンドルの持ち手をあれこれ変えたりして、退屈さをしのぐ。延々とペダルを回すトレーニング走と思えれば楽しくもある
国道を走っていて嬉しいこともあって、交通量が多い区間では追い越して行く車の流れで追い風が発生しドラフティング効果が発生する点。荷物を抱えていると 30km 巡航を維持するだけでも そこそこの負荷がかかるようになるが、追い風を受けているとかなり楽に足を回せる
どさん子ラーメン 二本松バイパス店
昼飯を食べ損ねて走り続けてしまったので 国道沿いによくある感じのお店に入ってすませた。ボリュームたっぷりな餃子とラーメンセットで体力は回復できたけど、味に関しては 😳
横着しないで二本松駅の周辺でお店を探したらよかったなぁ …
福島
福島市内に近くなると、長い下り坂が続く
福島県庁裏の阿武隈川で記念撮影。雨のせいで泥水なんだよな〜 とほほ
いつ雨が降るともわからない天気だったので、市内観光は全然せずに立ち去った。天気の良い時に磐梯吾妻スカイラインを再訪しよう
伊達市
福島から宮城に出るルートは、国道4号線を行くか、国道349号線で阿武隈川沿いを行くかを選択できる。4号線は白石市あたりの道が狭く危険という情報を得ていたので 349号線を選択した
伊達市の「やながわ希望の森公園前」駅近くでお祭りが開かれていた。ちょうど高校生らしきグループのダンスが路上で披露されていた。和やかな雰囲気
おそらくは夜に花火大会も開かれて、思春期の若者がもだえ死にかける切なく儚い夏祭り
国道349号 阿武隈川くだり
国道349号で宮城に抜ける。国道は阿武隈川に寄り添うように東に続き、宮城に至る
天気がよければ最高の川下りサイクリングになっていたろうに。見て、この雲
国道とは名ばかりで、人気の全くない暗い道で宮城に突入する
路面はよく整備されていて、緩い下りの一車線が続く。川の流れが絶えず聴こえるし、緑も深くて自転車で走るにはよい道だ
阿武隈川の表情が変化し続ける
コンビニや自販機は無い。途中の補給スポットは「いなか」道の駅しかない
源平討魔伝みたいな鳥居
こんだけ天気が悪くても もう一度走ってみたいと思わせる雄大な自然の魅力溢れる道だった
丸森
宮城の丸森までくだると阿武隈川もだいぶ穏やかな表情になる。阿武隈ライン下りの船が写っているね
丸森では 齋理幻夜<さいりげんや> という夏の夜のイベントがあったようで、会場に向かう人達がぽつぽつといた (気が付かずに素通りしてしまったが)
お盆期間の移動ということで、各地で盆踊りやお祭りがひらかれていて非日常の雰囲気を味わえたのがよかった
仙台へ
丸森から角田市〜岩沼市〜名取市を抜けて仙台に向かう。ほぼ平坦な道のり
旅人よ
丸森のファミリマートでは旅の装備をしたロード乗りの男性2人と遭遇し、旅の会話を交わした (奇遇なことにふたりともTREK 乗り )
2人は郡山から 走ってきており、同じく阿武隈川沿いを下って来たと言うが、阿武隈急行線が通過している南岸の道を通ったところ「獣道」といった調子の酷い道だったらしい。だいぶお疲れの様子だった。ファミマの休憩時点で日も暮れており、霧雨模様だったので仙台まで輪行するかどうかを迷ったらしいが、最後まで自走することにしたようだった。
自分より先にコンビニを発っていったが、岩沼近くでで追いついてしまった。再び挨拶を交わして先を急がせてもらった。仙台市内まで同伴してもよいように思ったが互いのペースが違うので少しやりにくいかな。互いのマイペースを尊重
国道4号線
仙台市内は激しい夕立の後で、あちこちに路肩に大きな水たまりができておりタイヤが跳ね上げる泥水でしっかりと濡れてしまった。街灯も少なく暗かったので無理せず別の道を迂回したほうがよかったなぁと。砂利も多く拭き取りのメンテナンスが非常に面倒だった。
強い雨に備えて雨具を携帯していたが、装備する必要もなく二日目もゴールできたのが幸いだった。小雨が降る中、実家には20時頃に無事到着