奥多摩〜丹波山村〜柳沢峠 🚲

奥多摩丹波山村を超えて柳沢峠まで登ってきた。記録的な暑気のおかげで山の上も陽気にめぐまれ、半袖・レーパンで峠の新緑をエンジョイできた

久々に長丁場の峠でしんどかった。走行距離 125km と獲得標高 1,773m

よい天気

ペースを控えめにして 28km/h 台でのんびり巡航。都内だと 30km/h 以上に巡航速度あげても信号の待ち時間で相殺されるよね。

写真は拝島・福生のあたり。快晴。富士山もうっすらと見える

多摩川

青梅を越えて山に入る

ひたすらに新緑

11時少し過ぎに奥多摩駅に到着。

奥多摩湖

昼食後、奥多摩湖に向かう。奥多摩湖ダムが見えるまでは狭いトンネルが多く気を使う。

このダムが決壊すると多摩川が溢れて東京があぼーんするのだろうか (?)

ダム湖は今ぐらいの新緑でキラキラと明るい時期がいいなぁ。緑が深くなると湖岸が木々で陰って、うっすら不気味に暗い雰囲気になるのが苦手だ。

水分と糖分、大事。

途中、湖畔沿いのきついカーブで左前輪が大破した車が停車して、警察の検証を受けていた。おそらく路肩にぶつけてしまったのだろう。

だいぶ標高を上げたが、まだまだ新緑が溢れている。最高にきもちがよい

大菩薩ライン

奥多摩湖を過ぎて、大菩薩ラインにはいる。ここからアップダウンを経て最後の柳沢峠を登るまで 1000m 位の獲得標高があるようだ

登り切っても「大菩薩になれる = 悟りがひらける」でも無し

登山に詳しい人なら山名の方が わかりやすいかな?

立ち往生のカップ

大菩薩ラインの途中、カジュアルファッションのカップルが路肩に自転車を停めて立ち往生していた。明らかにトラブっている様子で声をかけたところ、女性の自転車の ディレーラーハンガー (「ギア」をフレームとつなげる小さなパー ツ) が折れて自走不能になり、自転車レンタルショップの助けを呼んで待っているところだった。

TREK のディレーラーハンガーの予備は携帯しているのだが、自転車のモデルによって全然形状が異なるので壊れた自転車との互換性は無く、ヘルプはできなかった。一緒にいてもなす術もないので、男性の愚痴を少し聞いてあげて挨拶を交わして後にした。 自分も輪行ディレイラーを破損し自走不能になった悲しい経験があるので辛さはよくわかる ...レンタサイクルはいろんな人に使い回されるので 思わぬところでダメージを負っているパーツがあるよなぁ

こんな ↓ 山中での自転車トラブル、特に駆動系の故障は致命的だ

本エントリを書きながらディレイラーハンガーを壊した際のリカバリ方法を調べてみたら以下を見つけた

http://blog.livedoor.jp/colorlesswind/archives/5220832.htmlblog.livedoor.jp

彼らが携帯していたチェーン切りでチェーンを切断。切断時のチェーンピンを抜き取らずプレートに保持し長さを調節。アンプルピンを用いずプレート上に保持したピンを用いてチェーンを再接続するという全く知らない技術で自走可能な状態にしてくださいました

余ってる捨てチェーンあるから練習してみようかな。そしてあの二人は無事にピックアップされて帰れたのだろうか

道の駅 たばやま

菩薩ラインをさらに進み丹波山村に入り、道の駅で小休憩をとる。この後は長い登坂になるので、水分補給と少食を取る

🐻 の彫り物。にこにこ

柳沢峠チャレンジ

せっせと登る 🚴‍♂️ 特別に景色がよいところも無いので写真休憩はいれてない。

まだ桜が咲いているところもある。標高は 1000m あたりだったろうか?

柳沢峠に到着

斜度はそんなにキツくないはずだけど、地味な風景を延々と登り続けるのでしんどい。だいたいの峠は標高を上げていくと峻厳な山景色が拝めたり下界とは様変わりした風景にテンションがあがるものだが、柳沢峠は 1100-1300m あたりに田舎の畑風情の風景が広がるポイントがあって「ほんとに山の上か?」と気が抜ける感じがある.

休憩中、遅れてやってきたロード乗りの青年と雑談. (峠の途中、道端で昼寝していたのを見かけた) 。千葉の市川からやってきて初めてのヒルクライムと聞いて驚き。ロードはアルミでリュックサックもパンパンだったので、体力強いなぁと感心。

大菩薩ライン 〜 塩山

塩山<えんざん>まで下る. 猛烈な斜度はついていないけど、カーブがきつかったり、ずーっと下りが続くのでブレーキで気を使う.

肉眼では富士山が見えたが、iPhone だとキビシーね

猛烈な暑気のおかげで 1000m (!) のダウンヒルでも体は冷えず、快適だった

塩山

15:30 あたりに塩山<えんざん> に到着。当初は旧笹子峠を抜けて甲州街道を相模原・八王子方面に向かうつもりだったが、全然時間と体力が足りないので ここでゴール

パンを食べて峠で失ったエネルギーを補給

塩山市内をうろうろ

塩むすび is 🍙 ?

駅裏に銅像

タイミングが合わず一時間ほど中央本線を待ちぼうけ

車窓から甲府盆地が見渡せるのがよい感じだ

塩山 -> 高尾で中央特快乗り換え -> 三鷹。途中、登山客が増えるので注意だ。日曜夕方の中央特快登りは空いている