- 作者: ランドールストロス,Randall E. Stross,斉藤弘毅
- 出版社/メーカー: エーアイ出版
- 発売日: 1995/03
- メディア: 単行本
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を読んでます。ブックオフで105円だったから買ってみたんだけど。
10年以上も前の本だよ?古過ぎじゃないかって?・・・ま 確かに。コンピューターの性能に関する記述は古すぎるのは否めないけど(メモリが128KBのPCとか、そんなん)・・・PC創世記のころのアレコレが知りたかったのでちょうど良かったんです。
経営哲学だとか、コンピューターに対するメタな考え方は、今でも通用する部分が多くて教訓としてうなずけるところが多いですよ。性能はスゴいんだけど高過ぎて大失敗したPCのお話とか。プレステ3を想像しながら読んでました。独自のハイスペックPCを開発したはいいけど、他社との互換性がないせいでソフトウェアが貧弱で失敗した話とか。よく聞く話ですね。
肝心のスティーブ・ジョブズについてですが、この本の原著が出たのが1993年なので彼が古巣のAppleを追い出されてムキャーと怒ってNeXT社を創立してうんぬん までの話しか載ってません。本当はAppleにカムバックしてからの話を読んでみたかったのだけど、選んだ本が古過ぎました。。。
さて、序章でビルゲイツとジョブズを比較している文章があるんですけど
ジョブズはコンピューター技術の大いなる飛躍のために、世の中を自分の考える方向に沿って上手く説得する使命を自らに課した革命的な人間だったということだ。
とありゲイツについては
対してゲイツは、彼の言葉を借りれば"進化的アプローチ"を固守し、既存ソフトウェアを漸進的に改良してユーザーが古いパソコンをより長く使用し続けられるようにした。
とあります。なるほど。ひどくうなずける。10年経ってもスタンスは揺らいでないみたいですね。
- 作者: ジェフリー・S・ヤング,ウィリアム・L・サイモン,井口耕二
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2005/11/05
- メディア: 単行本
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読み終わったら こっち買おうっと。