RPM がどんな configure オプションでビルドされたかを調べる

とある RPM パッケージの configure を調べたい用事があったので、手順をエントリとして書き起こします。

環境

  • CentOS7 の docker で作業した

1. SRPMファイルシステムで展開する

今回は対象の SRPMrpm で直接 GET して展開します。vault.centos.org の SRPM を使います。

# rpm -ivh https://vault.centos.org/7.9.2009/updates/Source/SPackages/curl-7.29.0-59.el7_9.1.src.rpm

~/rpmbuild/SPECS に spec ファイルが展開されます。

# ls -hal ~/rpmbuild/SPECS/curl.spec 
-rw-rw-r-- 1 root root 58K Nov 16  2020 /root/rpmbuild/SPECS/curl.spec

spec ファイルの %configure を確かめます

%configure --disable-static \
    --enable-hidden-symbols \
    --enable-ipv6 \
    --enable-ldaps \
    --enable-manual \
    --enable-threaded-resolver \
    --with-ca-bundle=%{_sysconfdir}/pki/tls/certs/ca-bundle.crt \
    --with-gssapi${KRB5_PREFIX} \
    --with-libidn \
    --with-libssh2 \
    --without-ssl --with-nss

これで終わりです

感想

  • 久々に SRPM を調べる機会があったので思い出しつつ書き留めた
  • 簡単な手順ではあるけど、知らないと調べるのもひと手間かかりますよね
  • 会社の同僚で知らん人もおるだろうから 書いておこうという気分