題名に釣られて勢いで買った。
- 作者: 井田昌之,進藤美希
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2006/06
- メディア: 新書
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大きく2章立てになっていて、前半はオープンソース(GNU GPLあれこれ、UNIX(BSD)、Linux)等々が生まれるまでのあれこれのお話。オープンソースの原点にはハッカー気質な人々の存在がある というお話。
後半はオープンソースがITビジネスの中でどう活用されていくかについてあれこれ。国内の企業の話がメイン。
話の筋となる部分が不明瞭な感じがして、読んでも何か分かったような分からなかったような。前半は本題に入るまでが冗長な気がする。
後半で印象強かったのが、早稲田大学のWeb科目履修システムがミラクルリナックス/Apache/PostgreSQL/PHPをバックエンドに構成された物であるということ。NECが構築したものらしい。そんなシステムが裏で動いているとはぜ〜んぜん考えずに使ってたなぁ。てっきり学校の中の人が作った物だと思ってた。