「ふつうのHaskell」買いました。
ふつうのHaskellプログラミング ふつうのプログラマのための関数型言語入門
- 作者: 青木峰郎,山下伸夫
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2006/06/01
- メディア: 単行本
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ハカーな人の家にあったので、おそるおそる手に取ったら案外スイスイ読めたので 帰宅途中に買いました。一日でかなり読んだ。200ページくらいまで。理解の速い人は一日で読み尽くせるかもしれない。
- 作者: 向井淳
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2006/03
- メディア: 単行本
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以前 こっちを買ったんだけど途中で挫折してたのです。「入門Haskell」は、ちょっとハードルが高めな気が。「ふつうのHaskell」は手続き型言語でテキスト処理をやってる人向けに内容が編纂されていて、ツボをおさえた構成になってる気がする。「ふつケル」読んでから「入門Haskell」に移ればいいかな。
高階関数の説明ではHaskellのmap関数が頻繁に参照される。ところでPerlのmapは
map {hoge($_)} @array # @array中の要素を、ひとつずつブロック内のhoge()で処理していく
こんなんだ。Haskellのmapと動きが似ているのでPerl-mapをイメージできている人は高階関数の理解が早まるかなと思った。自分はPerl-mapを連想しながら読んだ。
静的な型チェックは「なんでこんな面倒くさいこと宣言するんだろ」と思ってたけど、読むのに慣れるとむしろ理解を早めてくれる。型チェックを見ていくと内部的な型の変換がよく分かるので、関数の仕組みをちゃんとおさえることができる気がする。
おもしろくなってまいりました。