東京湾一周 (時計回り) 🚲

5/28 (日) 東京湾を一周してきた。走行距離 203 km

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東京湾一周とは?

文字通り、自転車で東京湾を「一周」する。

公式の競技やイベントでは無いので 通過すべきチェックポイントや制限時間のレギュレーションは存在しないが、 時計回り (例: 東京 -> 千葉 -> フェリー で金谷から久里浜 に渡航 -> 神奈川 -> 東京 ) か逆の 反時計回り (例: 東京 -> 神奈川 -> フェリー で久里浜から金谷に渡航 -> 千葉 -> 東京 )東京湾沿いを走ることを「一周」とみなすのが暗黙的な基準となっているようだ 。スタート地点がどこかも問われない。

一周で 180-200km ほど走ることになる。一周の起点をどこに据えるか、途中のルートをどう組むかによって +10km 〜数十km の差異が出て、難易度にも差がでるだろう 。過去にチャレンジしたブログをみてみると反時計周りが多いようにみえる

フェリーの最終出港時間を逃すと致命的なので、その点を加味して全体の計画をたてる必要がある (夕方までフェリーは出ているので 早朝にスタートすれば大概は問題はないと思う )

実は2回目

2016年の3月に反時計回りを達成していたので、今回は時計回りにチャレンジした。午前中に東京を東に縦断し千葉を南下、午後に神奈川から東京に北上という配分になる。

前回はサイコンを持っていなかった頃で江戸川付近で迷子になったり、街灯がほとんど無い工場地帯の湾岸道路で iPhone を落としてしまい紛失しかけるなど、夜間走行でかなり消耗した。過去のふりかえりを元に、今回は「明るいうちに家に帰りたい」を目標として、観光スポットにほとんど寄り道せずに走った。よって途中の写真は少ない 📷

スタート〜江戸川

早朝は曇天で、「やっぱ やめようかな ... 」という暗い気分のまま東京から千葉へと走っていたが、江戸川あたりで天気が回復し調子があがった

ところで江戸川区から市川に渡ろうとする際のルートが難しい。前回はここで迷子になった

京葉工業地帯

姉ヶ崎あたりの東京湾岸道路。重化学工業の工場が立ち並ぶ

京葉工業地域って社会で習ったよね。無機質な風景が新鮮

ここから先に木更津や富津岬など写真映えする海辺のスポットが多くあるのだが、フェリーの時間に間に合わせるべく全部すっ飛ばして金谷まで南下。南下するにつれて信号の間隔がまばらになり、ほとんど足を止めることがなく高速巡航できる (信号で小休憩できないので大変でもあるけど )

金谷のフェリー

久里浜〜金谷間で東京と千葉を結びフェリーが出ているので、これに乗船

このフェリーにのる (この時点で乗船時間まであと10分と迫っており、急いで記念撮影 📷 )

対岸の久里浜が見えている

フェリーには自転車をそのまま乗り入れできる。倒れないように丁寧に固定してくれるのがとっても親切。ありがたや

なるほど

カレーパンが名物らしい。うまし

外洋にはでないので、波は穏やかで揺れもあまり感じない 🚢

乗船時間は 40-50分ほどで、つかの間の旅行気分をエンジョイできる。午前の時点で 120 km 走っており 疲労を癒すのによい

はい 到着

ダイヤについて

通常時は一時間ごとに出発便がでている。しかし 今回はたまたま船舶のメンテのためのダイヤ調整期間に鉢合わせてしまい、2時間ごとの出発となっていて時間調整が大変だった (ダイヤ調整期間だということにはあとで気がついたのだった とほほ )

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www.tokyowanferry.com

みなとみらい

久里浜から北上して東京に帰る。横浜経由を帰路にする

皇居

みなとみらいから第二京浜で北上、皇居前で休憩

朝にも皇居前を通過したので、この時点で「一周」は達成できていた。家につくまでがロングライドなので ゴールはもう少し先。

ゴール

最寄りの公園に到着してゴール

ほんのり夕暮れ。目標通り明るいうちに帰宅。

総時間は 12時間 (信号停止・休憩・フェリー乗船含む)、実際にペダルを漕いでいた走行時間は8時間。平均速度は 26 km と(自分にしては)速めで、全行程で追い風基調だったのと千葉で信号に捕まらず高速に走れたのが速度底上げに寄与したようだ。

感想・ふりかえり

  • 前半 120km を 東京 〜 千葉 〜 金谷、後半 80km を久里浜 〜 東京 という配分で「後半は短いから楽だ」という気持ちでテンションをキープできた
  • 各地の観光も含めるならば +3-4時間ほどの余裕をもたせるとよいだろう。幕張周辺・稲毛海岸・木更津・稲毛海岸・横須賀・八景島 ... と海沿いの楽しいポイントがたくさんある。前回楽しんだものは、全部スルーした。
  • 千葉を南下するにつれて信号がまばらになり、停止時間が減るので高速巡航できる。全行程でほぼ追い風だったのも嬉しい
  • 東京から時計回りであれば、体力が残ってる前半に高速巡航で千葉を通過し、フェリーでゆっくり休憩を取れると後半も調子をキープしやすい
  • 海沿いの景色を楽しむなら、反時計周りの方がよいだろう (反時計周りで進むと常に左車線側に海岸が位置するよね)
  • 久里浜-横浜-川崎間は結構な頻度で信号にひっかかり、ペースが作りにくいため巡航速度が落ちる。体を休めやすくてよいだろうか? 交通量が多く緊張した走りになるので 余裕をもった前半に回したほうがいいような気もする。疲れた体で頻繁なブレーキングは負荷が高い。どっちがよいかね ...

時計回り・反時計回りで細かい差はあれど 「どちらがよいか」と問われても大差をつけるほどのポイントはないだろうか。どちらにせよ、正直なところを言えば、全部が全部「さいこーにたのしー」というルートではなくて、殺風景な景色をただただ走るだけのハードな時間も長い。「もう一回やる ?」と聞かれたら「もう いいかな ... 」というお腹いっぱい感

... という感想であれど 後日思い返せば よい思い出、充実感のある記憶として 蘇るだろう