ゲーム化してみること


Google Maps鈴鹿サーキットを試走!」というエントリーがとても盛り上がってます↓
Google Maps 上で車を走らせるゲームなんですね。とても楽しいです。


http://tech.nitoyon.com/javascript/application/racing/1/



はてな?冷静に考える。
もっと面白いレーシングゲームなんていくらでもあるだろうに。」最新のレーシングゲームとは似てもにつかぬチープなつくりなのに、なんでこんなに面白いんだろう?


↓のエントリーをみて、その理由が分かったような気がします。

何が楽しいって,実世界データとの強力なリンクだよな.鈴鹿のコースは難易度高いけど,国道に出たり人家つっ切ったりしながら南東に進むと数分で海岸に出た.これは,仮に実世界を同じ速度,同じルートで走ったら (大惨事になるので絶対に実行しないでくださいww),やはり数分で海岸に着くことを意味している.つまり実世界内の移動行為のかなり正確なシミュレーションでもあるわけだ.


いろいろはてな さんより引用

http://d.hatena.ne.jp/foodp/20051110/p3


見栄えのリアルさで言ったら、リッジレーサーの方が何百倍も凄いよね。
でもこのGoogle Maps レースは 、「実世界とのリンク」するという感覚のリアルさではリッジレーサーを凌駕しているな。

地図を見るという行為を「ゲーム」にしたことで、リアルさはより増しています。逆説的。






んま結局は、地図を見ていることには 変わりはないんでしょう。(車の絵を隠せば、ただの動く地図である)

でもそれを、チープな車体画像が中心にポツンと置かれ、ちょっと操作方法を変えて速度計というパラメーターを設けただけで 、ぜんぜん違うインターフェースとして地図を見る魅力を引き出すことに成功している。
ちょっとしたアイディアの差ですよね。十字カーソルの代わりに車の画像置いただけだよ。マウスの代わりにキーボードで動かすだけだよ w


インターフェースを「テレビゲーム」に似せるって発想を覚えておこう。



12/28 追記

はてぶコメントから↓

http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20050729/pgr3.htm


うぁ!こんなゲームがあるんですね。

現実をなぞった街をゲーム内で爆走する っていう憧れは昔からあったけど、もうこんなレベルにまでなってたとは。